
cat-1030パーティプロデューサー×バンタン講師 佐倉摩耶 インタビュー
この業界は諦めさえしなければ、誰もが第一線に立てるんです。
LAST UP DATE 10/19, 2010
ウェディング業界の最前線を走る、株式会社コアパートナーの取締役社長を務める佐倉摩耶女史。司会から企画・演出までマルチにウェディングをプロデュースし、今までに2000組以上の挙式を手がける。近年、メディア関連にも活躍の場を拡げる佐倉さんの今に至るまでの話を伺いつつ、バンタンデザイン研究所講師としてこれからウェディング業界を目指す方へのメッセージを掲載。


- 国立音楽大学卒業後、音楽・照明・司会と1人3役をこなす異色のブライダル司会者としてデビュー。4年間、ホテルや式場の専属司会経験を経てフリーとして独立。1999 年、株式会社コアパートナーの前身となるBridal Core 設立。ブライダルのプロフェッショナルが活躍できるコミュニティをつくる。自らも司会者、ブライダルプロデュース、パーティーデザイナー、マナー講師として多方面に亘って活躍。様々なメディアで注目される。2005 年、株式会社コアパートナー設立。取締役社長就任。ブライダル司会歴15 年を通して、プロデュースした婚礼件数は2000 組以上に及んでいる。また2010年5月に発売された「FRaU」6月号「きちんと、結婚。」特集では、4ページ渡り取材記事が掲載。7月には佐倉摩耶監修「本人&両親 結婚のあいさつ・手紙・マナー」が池田書店より出版される。
株式会社コアパートナー
港区白金2-7-38 白金タウンハウスA棟 TEL&FAX 03-3440-0557
HP http://bridalcore.com/
ブログ http://ameblo.jp/sakuramaya/
「私ならこうするのにな」って考えていたことが、きっかけ。
ブライダルプロデュースの会社を設立され、企画、演出等、ウェディング関係のスペシャリストとして活躍されていますが、現在のお仕事に就くまでの話をお聞かせ下さい。
もともとは、披露宴などの司会をしていたんです。音大在学中にオペラや聖歌隊の経験があったので、人前に出ることは全然苦じゃなかったのもあって。
司会って、結婚式当日の1日の流れが全部目に入る仕事なんです。だから「このタイミングでこうする」っていう感覚は自然と入ってきましたね。結婚式当日というのは、スタッフも本当に大変でパニックになるものなんです。それを見ていて、「私ならこうするのにな」、「ここが変だな」って考えているうちに「それなら」という思いで自分がプロデュースすることを思い立ちました。
やはり現場を知っていたということは大きかったですよ。"当日絶対に失敗しないプラン"に重きを置いて自分でプランニングできますからね。
佐倉さんがプロデュースする時にいつも考えているコンセプトやテーマ等はあるのでしょうか?また、ウェディングを企画・演出する仕事をどの様に捉えていらっしゃいますか?
私が何よりもこだわっているのは「テーマ」のあるウエディング。何かひとつ大きなテーマを決めてもらって、そこから流れをプロデュースしていきます。コンセプトがないとみんな同じになってしまいますから。

今まで1700件くらい手掛けて来ましたが「東京タワー、映画の試写会、中国...」など、本当にいろんなテーマがありましたよ。ウェルカムボードやテーブルのネームプレート、BGMなどちょっとしたところに挿入することで、イメージを統一して作りあげる。そうすることで、招かれた方にとっても押しつけられた感じもせず、全体としてやりすぎた感のない自然な演出ができるのです。私にとっては一つひとつが大切な「作品」なんですよ。
全く誰もやっていない新しいウエディングを展開していきたい。
これから、パーティプロデューサーとして思い描い得ている次の展開等がありましたら、是非お聞かせ下さい。
やはり、これからも変わらずテーマのあるウエディングを発信していきたいですね。今「テーマウェディング」って、流行りのように言われていますけど、本当にしっかりとしたテーマを一貫してやる式って実はあまり無いんです。
理想としては、全く誰もやっていない新しいウエディングを展開していきたいですね。想定外のことがあるから面白い!いつかこういうのが本当の意味での「テーマウエディング」としてひとつのジャンルとして広まってくれたらいいですね。
現在、バンタンデザイン研究所の講師としてもご登壇頂いておりますが学生たちにいつも伝えていることなどはありますか?
ブライダルは素晴らしい仕事ですが、厳しい世界だと覚悟したうえで臨んで欲しい。だから私の授業はかなり厳しいですよ(笑)。私も教壇に立つ時は「次のリーダーはあなたたちよ!」という想いを込めて、全力で立ち向かっていますからね。
学生たちに頑張ってもらって業界全体の巻き返しを担って貰いたい。
最後に、これからウェディング・ブライダル業界に進もうと考えている方に向けてメッセージを頂けないでしょうか?
残念ながら、今のブライダル業界はいい環境が整っているとは言えない状況です。でもその分、学生たちに頑張ってもらって業界全体の巻き返しを担って貰いたい。この業界には、諦めさえしなければ誰もが第一線に立てるチャンスがあるのですから。
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