
oboginterview新井夏希(イラストレーター)
イラストレーターとは雰囲気をビジュアルで人に伝える仕事。見る人が感じてくれるものが全てだと思っている。
LAST UP DATE 10/05, 2010
バンタンデザイン研究所を卒業後、TOKYO ILLUSTRATION CENTERに所属しながら、数々の賞を受賞し、活躍する新井さん。10月末に最新の個展を控える彼に、クリエイターとしてのやりがいをお聞きした。


- バンタンデザイン研究所卒業。1986年生まれ東京都在住。TOKYO ILLUSTRATION CENTER所属。イラストノート誌「第2回ノート展」大賞、SHIFT2010カレンダーコンペ、第84回装苑賞などで受賞。プロダクトやTシャツイラストも手掛け、2010年10月に個展を開くなど、精力的に活躍の幅を広げている。
新井夏希オフィシャルサイト
http://www.arannatsun.com/
―これまでにどのような活動をされてきましたか?最近の活動について教えて下さい。
バンタンデザイン研究所デザイン学部卒業後すぐに講師に誘われて「TOKYO ILLUSTRATION CENTER」に所属しました。そして個人でフリーで活動しながら個展やコンペティションで作品を発表しています。最近では、海外にもアートやデザインを発信するマガジンの「SHIFT」のカレンダーを見た方がTシャツのイラストの話があり、またTシャツを見た富士フィルムの方がi-phoneのイラストの話があったりと人の繋がりに恵まれているなと感じています。
―作品の制作プロセスを教えてください。
作品の制作プロセスですが、モノトーンの手描きの作品に関しては下描きもせずに一発本番で描き上げます。描き上げるのも早いですよ、B3の大きさの作品で1時間で描き上げますね。タイトルが付いている作品も多くあるのですが、タイトルは作品が出来上がった後か、または何もつけないことも多いですね。

―手描きのアナログの作品とデジタルの作品、両極端のものを制作しているのでどうしてですか?
単純に両極端なものが好きなんです。あとは、デジタルもアナログもそれぞれいいところがあると思っているからですかね。手描きは描いている最中で自分も意としていなかった部分が作品に表れるのが面白いと感じているんです。逆に黒バックのデジタルの作品は手描きの作品とは間逆で試行錯誤しながら、修正を繰り返し描いています。
―現在の作品やイラストに対する考え方に影響していると考える在学中のエピソードなどあれば教えてください。
エピソードではないんですけど、講師の影響は大きかったですね。授業のプレゼンの時に厳しいことも言われたのは覚えています。
卒業制作展では、今のイラストの描き方でしたね。これもどうして今の世界観になったかも思い返しても分からないし、いつからかも分からないんですよね。
具体的なターニングポイントがあったというよりも、作品を授業で作り続けながら、次はこんなことをしてみようが繰り返されてだんだんと今の形になっていったという感じです。

―イラストレーターとして大切にしていることは何ですか?
また、新井さんにとってのイラストレーターとはどのような仕事ですか?
作品をつくる上でのクライアントの要求に応える部分と自分のやりたいこと、挑戦の割合のバランスですね。どちらかが突出してしまうと面白くなくなると考えています。
僕にとってのイラストレーターとは、言葉では具体的に表せない雰囲気をビジュアルで人に伝える仕事ですね。逆に言えば、イラストのビジュアルを見た人が感じてくれるものが全てだと思っています。
―クリエイターを目指す方にメッセージをお願いします。
好きだと思ったら、何があっても続けてください。僕は一生続けていきます。
【 新井夏希展覧会】
[日程]10/26(火)-10/31(日)
[時間]open 11:00-19:00 (最終日18:00まで)
[場所]TAMBOURIN GALLERY
http://tambourin-gallery.com/
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前2-3-24
Tel:03-5770-2331 Fax:03-5770-2332
日・月曜休


[関連情報]
■クリエイティブ業界研究 イラストレーターの仕事紹介
http://scape.vantan.com/jobstudy/gyoukai/illustrator.php
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