
oboginterview鯨井貴行(TELLSITデザイナー)
好きなことを続けるのは簡単なことではない。 自分がデザインした服を着ている人がいることが何よりもやりがいに繋がる。
LAST UP DATE 09/08, 2010
バンタンデザイン研究所に大学とのダブルスクールで通学しながら、在学中にオリジナルブランドを立ち上げた鯨井さん。コンセプトに基づき、独自の素材やラインで世界観を表現し続ける彼に、クリエイターとしてのやりがいからもの作りへの思いをお聞きした。


- バンタンデザイン研究所ファッションデザイナーコース卒業。2008.6月よりTELLSITとしての創作活動を開始。2009.12月S/Sのランウェイよりコレクションスタート。A/W「act the difference」・10S/S「辿る」・A/W「nothing waste」を経て、今秋より都内セレクトショップでの取り扱いも開始。
TELLSITオフィシャルサイト
http://tellsit.oc-x.jp/items/
―TELLSITのこれまでの経緯を教えてください。
ANREALAGEの森永さんに憧れて、バンタンに入学しました。在学中に友人と表参道でファッションショーをしたのが、ファーストシーズンです。その後、09A/W「act the difference」と題した展示会を銀座の奥野ビル内にあるギャラリーで、10S/S「辿る」、10A/W「nothing waste」を原宿で行いました。それから様々な方々に支えられて、現在に至ります。
―デザイナーとしてのやりがいと大変な部分の両面を教えてください。
自分がデザインした服を着てくれている人がいるということがやりがいであり、支えです。大変な部分は時間と資金のバランスや使い方です。

TELLSIT 2010-11 A/W「NOTHING WASTE」INVITATION
―仕事をする上で大切にされていることは何ですか?
決して、自分一人でやっているのではないという意識を持っています。これまで様々な方々に支えられてブランド活動を続けてきました。いつも迷惑ばかりかけている僕を応援してくれている方々に、感謝することを大切にしています。
―デザインを考えるときにどういったところに着目しますか?
普段の生活において、言葉や形で表現しづらいものに着目します。人の内面的な"もの"やはっきりとは言い表せない"こと"です。上手く表現できないものにこそ価値があると考えているからです。毎シーズン、そういったことからデザインがスタートしています。
―今から振り返って大学とダブルスクールでバンタンに通ったことをどう思いますか?
純粋に嬉しかったです。大学に入った時点では、服作りへの挑戦を半ば諦めていた自分がいましたから。大学は大学の良さがありますし、大学を辞める選択をした際の周りの反応も怖かったので。そんな時に、ダブルスクールは大学を辞めずに好きなことに挑戦するいい機会をくれたと思っています。
―クリエイターを目指す方にメッセージをお願いします。
好きなことを続けるのはとても難しいことです。何かのタイミングで嫌いになったり、辞めたくなってしまう可能性がでてくることもあります。それでも少しずつ手を動かして、お互い自分を信じて精一杯頑張りましょう。

TELLSIT 2010-11 A/W「NOTHING WASTE」

TELLSIT 2010-11 A/W「NOTHING WASTE」

TELLSIT 2010-11 A/W「NOTHING WASTE」
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[関連情報]
■クリエイティブ業界研究 ファッションデザイナーの仕事紹介
http://scape.vantan.com/jobstudy/gyoukai/fashion-designer.php
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