
cat-1031WEBマガジン『Priceless Time』を創り、発刊した在校生インタビュー
バンタンは、勉強しながら編集部で働いているような感覚。実際に創ってみないと分からなかったことが全て吸収できました。
LAST UP DATE 11/02, 2010
キャリアコースマガジンエディター専攻の在校生たちが、新しいWEBマガジン『Priceless Time』を立ち上げた。年齢から興味のあるジャンルまで全く異なる、様々な想いを持った彼らのWEBマガジン制作プロジェクトに込めた伝えたい思いを聞いてみた。


- ■浅利 正俊(写真:左/文中A):デザイン学部マガジンエディター専攻
大学卒業後、一年間の土建業勤務を経て、バンタンデザイン研究所に入学。エディトリアルデザインもこなす、音楽エディターを目指す。
担当:「一億秒は十秒のために」
■夏目 千愛(写真:右/文中N):デザイン学部マガジンエディター専攻
アパレル販売員、クラブDJ、Partyオーガナイザーを経て、会社員を経験。その後、バンタンデザイン研究所に入学。将来は、新しい切り口を持ったファッション誌を立ち上げること。
担当:「社長時計」
―出版業界やライターの世界に興味を持ち始めたのは何故ですか?
N:学生の頃は、全く出版業界に入りたいとは考えていませんでした。アパレルで働いていた頃ですね、興味を持ち始めたのは。もともと、雑誌を読むのは好きでしたし、好きなファッションとも関わっていける。そんな仕事ができたら、毎日が充実するだろうなって。
A:僕の場合は、夏目さんとは全く逆で。中学3年くらいからずっと編集の仕事には興味を持っていました。その時から、好きだった雑誌に「Guitar magazine」っていうのがあって。自分の欲しい...というか好きな情報がたくさん載っているし、誌面のレイアウトとかグラフィックもかっこいいと思っていたので、こういう仕事ができたらいいなと思っていたんです。
―二人とも一度出版とは別の仕事をしてからバンタンに入学してますが、どうして勉強しようと思ったのですか?
N:私は大学も出ていないし、学歴というか出版業界に入るためには、少しでも勉強や経験が必要だと思ったんですね。バンタンは、勉強しながら編集部で働いているような感覚で、授業が進んでいくのがいいと思っていました。実際の現場にすごく近いですよね。講師も現役の編集者やライターですし。
A:実際、大学の就職活動の時に出版での求人って本当に少なかったんですね。倍率もすごいから、受けてもダメだったんです。それで一度は出版とは別の業界に就職したんです。ただ、働きながらもずっと勉強しようかなという想いは持っていました。それで、学校を探したんですけど、年齢も気になったし、完全に「専門学校」って感じのところよりは、一年で基礎が学べて自由な雰囲気のスクールが自分には合ってると思いました。
―今回のプロジェクトで作ったWEBマガジンには、「Priceless Time」っていうタイトルが付いていますが、タイトルはどのように付けられたのですか?
A:まず、このWEBマガジンを「誰かに見てもらう・できるだけたくさんの人に見てもらう」というのが根本にあったので、「誰もが必ず持っているもの」というテーマが頭に浮かびました。それが、『時間』だったんです。
N:「バンタンの学生に見てもらうためのWEBマガジンを作る」というのが課題だったので、バンタンの学生が目指しているものって何だろうと考えました。そしてきっと、フリーランスや自分で事務所やショップを立ち上げたいと思っている人が多いと思ったので、彼らの役に立つ記事を書いていこう、というところに辿りつきました。
A:あとは、出版のクラスメイト全員の目指しているジャンルが、見事にバラバラなんです。ファッション、音楽、ゲーム...とか。それぞれのスキルアップも図りたい。でも、サイトとしての統一感は見せたい。だから、興味のあることは違っていてもみんな同じく振り分けられている「時間」というところをピックアップしたWEBマガジンにしようと話がまとまりましたね。

夏目さん取材・作成ページ:「社長時計」~描いた夢までの道のり~
―メンバー全員が、個々に取り上げたいものを取材したんですね。二人が取材したのはどんな方でしたか?
A:僕は、東海大学の陸上競技部を取材しました。その時、対応をしてくれたのが部のマネージャーの方で。お互いに学生でどうやって取材を進めたらスムーズかが分からなくて最初は大変でした。頭では分かっていても、実際に取材をするのもアポを取るのも初めてなので、戸惑ったところもありましたね。
N:このWEBマガジンの企画が決まった時、思い浮かんだのが「社長を取材したい」ということでした。なので私はアメリカンケーキデリバリー専門のお店で社長をしている方を取材しました。自分で会社を立ち上げてる方って、自分の時間の使い方がうまいというか、周りのこともみてマネージメントや決定をしていかなければならないから、スケジュールングもうまいんじゃないかと思ったんです。
―取材や制作をするうえで意識していたことはありますか?
A:取材で相手と話す際に「自分が言ってもらいたい"フレーズ"や"答え"をいかにうまく引き出すか」に注力しました。陸上って、個人競技のイメージが強いけど、チーム対チームでも競い合ってるんですね。そのチーム力、チーム一眼になって頑張っているということをベースに記事を作りたかったんです。だから、その方向に話が進むように気をつけたというか。インタビューの人選からチーム力を意識しているであろうリレーの選手にしたりしました。
N:私は、とにかくリスペクトして話を聞いていました。相手が気持ちよくお話頂けるように、特に気をつけていましたね。あとは、ものすごく事前準備をしていったこと。色々考えたりとか、取材相手を調べたりとか。準備をしていったおかげか、ちょっとしたきっかけで話って広がっていくと思いました。
A:意識していたというのとは、別の話になりますが、講師の偉大さを知りました(笑)。やっぱり異なる要素を一つのサイトで表現するのってなかなかまとまらないんです。でも、講師が僕含めてクラスメイトをヒアリングしていくことでまとまりが出てくる。エディトリアルデザインにも興味があるので、学ぶところはたくさんありましたね。
N:本当に、講師はすごいと思いました。企画書なんかを自信満々で、講師に見せに行くんです。「これ、絶対最高だ!」って。でも、持っていったらほとんど全部ピーって赤ペンで消されちゃったりとかして(笑)。言い回しの方法一つで、私が書く10文字と講師が書く10文字って、全然違うんですよ。テキストを読んで、その先が想像できるというか。ちょっと抽象的でわかりにくいんですけど。

浅利くん取材・作成ページ:「一億秒は十秒のために」~東海大学陸上部へのインタビュー~
―このWEBマガジンの制作を通して自分たちが成長したと感じることは?
N:インタビューをしてみなかったら分からなかったことが、一気に吸収できた感じです。もちろんまだまだですが、思っていたよりも人の話を引き出すのがうまいかもって思ったり。なので、もっと実践を通して経験を積みたいと思うようになりました。
A:インタビューカットでの良い表情を撮るために、笑わせるのが結構大変だったんです。でも、準備していった質問以外の...それこそ学生同士だからこそできる雑談も交えて話していくという、インタビューのスタイルは、次のインタビューでも使えるなと思いました。
―将来の目標は何ですか?
A:年度内にしっかり出版社に就職を決めたい!どんな編集者になりたいかって言われたら、文章を書いたり取材したりするだけでなく、グラフィックの部分にも関わっていく編集者になること。情報にあった写真の配置や文字のレイアウトも指示できるようになりたいです。
N:自分が編集長になって雑誌を創り上げることが目標です。ファッションと音楽やカルチャー、アートの情報がたくさんつまった若い女の子が読めるような雑誌を作りたい。そのために、まずは、何でもできるライターになることが大切だと思っています。文章を書くのはもちろんだけど、スタイリングやリースもして、人との繋がりも広げて、一歩一歩進んでいきたいです。
■WEBマガジン『Priceless Time』はコチラ
http://mecc2010.designdept.jp/
プライスレスタイム=かけがえのない時間。
時間という概念は多種多様。
あなたにとって、かけがえのない時間とは?
もう一度考えてみよう。
変わっていくもの、大きな広がり
Priceless Time
かけがえの時間

『Priceless Time』制作者4名
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http://scape.vantan.com/jobstudy/gyoukai/editor.php
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